■当社代表取締役 CEO/CTO 切通からのコメント
医療機器では、カテーテル分野の市場が大きいことが独自の調査で明らかとなっています。それだけ多くの「管」が医療の場で必要とされていることを裏付ける結果ですが、臨床では、市場の数字には表れない、管の詰まりや送液不良の具体的な課題が山積しています。
今回、栃木精工様と事業提携の絶好の機会を得て、当社として何ができるかを考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが、このカテーテル分野への取り組みでした。
「管のなんでも屋」を標榜する栃木精工様に対し、当社は「生体模倣コーティングのなんでも屋」と言えます。当社が培ってきたMPCoat®の合成技術やコーティング技術を駆使し、カテーテルを始めとした「管」に「生体模倣コーティング」を施すことで、生体血管と同様の機能を持ち、生体に優しい、優れた医療機器を創出します。私たちが生み出す製品は、自然と臨床での課題解決に役立つものになるでしょう。今後の「なんでも屋」同士の取り組み、製品開発にご期待ください。