インテリジェント・サーフェス株式会社は、革新的バイオインターフェイス「MPCポリマー」を開発する東京大学発ベンチャーです。

現代医療では、人工血管などを代表とする体内埋め込み型医療機器が数多く使用されていますが、人工的な素材で作られた機器類は、体内では非自己、異物として認識されるため、機器表面ではタンパク質吸着や血栓生成などの生体反応を引き起こします。

私たちは、最先端の生体模倣技術を駆使し、ヒトの生体膜を組成するリン脂質と同様の成分を含む「MPC ポリマー」を開発しました。例えば、体内埋め込み型医療機器をMPC ポリマーでコーティングすると、医療機器表面が生体膜として認識されるため、生体反応の起きにくい医療機器開発が可能となります。

人工的な素材表面を「自然で機能的な表面」＝Intelligent Surfacesに改質し、人と機械、生活と機械、自然と機械の機能的融合を実現します。

私たちは、東京医科歯科大学で発明、基礎研究が進められ、東京大学で開発が促進、開花したこの革新的な素材により、冒頭に掲げましたビジョンを達成すべく挑戦を続けます。